アメリア・イアハートデーは、アメリアの誕生日ではありません。彼女の誕生日は1897年7月24日です。
アメリア・イアハートデーは、彼女が 1935年1月11日にハワイ州からカリフォルニア州への
🛩単独飛行記録を達成した日です。
国際ゾンタの会員は彼女と同じゾンタの仲間として、この日を彼女の非凡な業績と不屈の精神をたたえ
多くの女性に勇気を与えた日として記念日にしています。
アメリア・イアハートは、1927年のチャールズ・リンドバーグに次いで、1928年に女性として初めて
大西洋横断飛行に成功しました。米国の女性が選挙権(投票権)を勝ち取った1920年の憲法修正から
8年が経とうとしており、社会では女性の活動が活発になる気運が、高まっていた時期でした。
当時のクーリッジ大統領は、アメリアのためにホワイトハウスでレセプションを開き、NYはオープンカー
でのパレードに紙吹雪を散らして、彼女の功績を称えました。そこには、社会活動家で文筆家でもあった
アメリアの夫、デビッド・パットナムの敏腕なプロデュース力も功を奏していたと、言われてもいます。
また彼女自身が、マスコミとの受答えなどから、勇気溢れる知的でチャーミングな女性として人々に知られ、
アメリア人気は全米で絶大なものとなり、彼女の名前を冠した商品も各種次々に出回ったほどでした。
そんなアメリアは、自身の体験から、女性の地位向上のために熱心に語り、活動する人でもあったため、
ゾンタクラブの主要メンバーとして、活発に活躍していたのでした。
1977年に国連が定めた「国際女性デー(International Women’s Day)」でもある3月8日をゾンタローズデーとし、世界各国のゾンシャンは、過去から現在における女性の活躍とその功績を讃え、また、今後も継続される女性のチャレンジを促すことを目的としたイベントなどを行っています。
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例えば、2019年12月17日に発表された世界経済フォーラム(WEF: World Economic Forum)による’19年の「ジェンダー・ギャップ指数」(the Global Gender Gap Report 2020)では、日本が前年の110位から順位を下げて153ヶ国中121位に甘んじました。
2022年の統計でも、156ヶ国中116位です。
本当に「もう日本の女性は強くなった。」のでしょうか? なぜ「子ども食堂」が、次々と日本で生まれているのでしょうか。
身近なことから、ご一緒に思い起こしてみませんか? ゾンタ ローズデーは、そういったことも皆さんとご一緒に考える日です。
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国際ゾンタの活動のシンボル 「黄色いゾンタローズ」が、ローズデーの名前の由来です。女性を取り巻く環境の向上を目指した奉仕を行っていることを再確認し、私たちの活動を広める積極的な取り組みを行っています。
ゾンタローズについて
国際ゾンタのカラーは「マホガニーと金」、1984年のシドニー国際大会から黄色いバラは私たちの活動のシンボルとなりました。