「国際ゾンタ」(Zonta International)は 地球レベル、地域レベルで奉仕を提供する国際的な奉仕団体です。
1919年11月8日米国ニューヨーク州バッファロー市で、マリアン・ド・フォレスト女史他職業をもつ婦人達により発足しました。
1928年シカゴ市に本部を設置し、1930年からは法人格をもち活動しています。
1987年には、この「国際ゾンタ」の奉仕事業の目的を遂行するために、非営利組織の「国際ゾンタ財団」が設立されました。
「ZONTA(ゾンタ)」とは北アメリカ先住民スー族の言葉で、誠実、信頼を意味します。
66ケ国に1200以上のクラブ、約30,000名の会員がおり、会員の職業は100余種に分類され、
1クラブへの入会は一業種数名を原則とし、初期には女性による国際ロータリークラブとよばれることもありました。
私たちは、事業経営者や専門職の人々の世界的な友好を通して、理解、親善、平和の推進のために活動しています。
海外でのゾンシャン(ゾンタ会員)としては、ご在職中来日時、東京でクラブのためミーティングを行ってくださった
故サッチャー英国首相、故コラソン・アキノ大統領が、名誉会員としていらしたほか、横浜国際大会の段上で
対談会をしていらした、ニュージーランド37代首相のヘレン・クラーク氏も、ゾンシャンです。
ジェンダーに基づく暴力の撲滅や児童婚を終わらせる等、女性の安全に対する医療、教育、対策に関し、国際大会で発表と意見交換を行い国連への提言をしています。
国連と提携しての奉仕は国際ゾンタの大きな特色で、専任者が送られています。
国際ゾンタの奨学制度は4つあります。
・「Amelia Earhart 奨学金」
・「Jane M. Klausman 奨学金」
・「YWPA (Young Women in Public Affairs) 基金」
・「STEM奨学金」
1977年に国連が定めた3月8日「国際女性デー(International Women’s Day)」をゾンタローズデーとしています。
毎年黄色いゾンタローズにちなんだデザインが特に多く見られるのもこの時季です。